今回のテーマは「女ふんどしの危機」です。一体何がどのように危機なのでしょう。女ふんどしは、その類稀なる訴求力により、世の男どもを永遠に魅了する不滅の存在ではなかったのでしょうか?
 今回は一体女ふんどしの何がどのように危機なのか分析を試み、問題提起を行いたいと思います。

 

素材について

  女ふんどしを美しく形作る為にはいくつかの要件を満たしている必要があります。その要件とは即ち神国大日本(?)の文化と歴史を基盤とし、経験に裏付けられたものでなければなりません。その要件のひとつに「ふんどしの素材」というものがあります。

 この写真の出所は、「TF-CLUB」から出しているシリーズもののビデオとなります。ここの人気企画「ふんどし女相撲」シリーズは、モデル女性がふんどしを締め込みむ最初から撮影したりと、なかなか本格的なのですが、残念ながら一部に布以外の素材を使ったふんどし映像があります。ビニールテープ、サランラップ、生ゴム、麻縄・・・これらの素材はふんどしとして如何なものか? 伝統的な日本の女ふんどしの素材は綿、麻などで、更に絹をもって極上としますが、絹に代わる素材として、キュプラ、ホリエステルなど光沢のある肌触りの良い素材も大変評価が高いとされています。それをこともあろうに、ビニールテープだ、サランラップだというのは本当に如何なものか??関係者の猛省を望みたいところです。

ビニールふんどしビニールふんどしビニールふんどし

ビニールふんどしビニールふんどしビニールふんどし

ビニールテープやサランラップ以外にも草を使ったものもあります(その2)。これでは肝心の「締め込み」が全く不可能であります。かつては笹の葉ふんどし貝殻ふんどしで人気を博した女優もいたようですが、当協会ではそれは通用しませんぞ!


縦ミツの重要性について

日本のふんどしが外見上もっともその特徴をよく表しているのは縦ミツの形にあります。「褌は、縦ミツが横ミツの上から垂直に交差するものをもってその最上となす。」とは古典「日本褌大全」により正式に規定されたものです(・・・って、そんな本はありません。嘘ですけど)。
しかし残念ながら最近よく目にする写真では、縦ミツが「横ミツの上」でなく、更に「垂直に交差」しないマガイモノを時々見かけます。

縦褌縦褌縦褌縦褌縦褌縦褌

縦褌縦褌縦褌縦褌

 これらのふんどしの致命的なる欠陥、或いは女ふんどしへの許しがたき冒涜としては、縦ミツと横ミツの交差を侮り、軽んじた点にあります。上の写真における縦ミツ横ミツの関係は正視に耐えないものばかりで、あるものは固結びし、またあるものは横ミツに無造作に巻き付けたりしています。日本の伝統あるふんどし美にこだわる者としては、これは看過しがたいものがあります。

縦褌縦褌縦褌

縦褌縦褌縦褌

 上の写真では縦ミツを不要に捻ってみたり、幅が広かったり、または臀部への食い込みを疎かにしたりしております。「ふんどしの要諦は縦ミツにあり」と言っても過言ではないのです。

⇒「女ふんどしの危機(その2)」へ続く