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 ブサメンな友人が、いつの間にか彼女を作っていた事に対しての衝撃というのは、余りにも激し過ぎるものがありました。
俺よりも先に女を見つけてデートを楽しんでいる、余りにも楽しげなツーショットの写メを見せられてしまって、ひたすら唖然とする以外他に方法をみつける事ができませんでした。
「この子さ、処女だったんだよね。
それで症状喪失させちゃったんだ」
この発言に2度目の大きな衝撃が俺の体を突き抜けていきました。
ブサ男に彼女ができただけでもかなりの驚きなのに、相手は処女で初めてを奪ってしまったと言うのです。
処女と言えば男のロマン、全世界の男が夢見る存在、それなのにもかかわらず、ブサメンが一発決めて経験させてしまったと言うのです。
これは世の中の、彼女のいないオール男に対しての挑戦状じゃないかとさえ思ってしまったのです。
童貞卒業もしてしまって、全てをこのブサメンに越されてしまった、という感が強くなってしまいました。
しかし、その逆に、こいつでも彼女が作れるんだから俺にも作れるんじゃないかという期待も高まってきたのです。
「おまえどうやって相手を騙しくらかしたんだ」
「人聞きの悪いことを言うんじゃねえよ(笑)、ちゃんと相思相愛で上手くいってんだからさ」
「そんでどこで出会ったんだ?キャンパスじゃねえだろ」
「全然違う場所の女の子だよ!」
「だからどうやって相手と知り合ったんだって」
「出会い系サイトを使ったんだよね」

インターネットを使うことで未経験の女と知り合うことができて恋人になり、相手の初めてまで奪ってしまったと言うのかって感じがしました。
それが本当だったら、自分もこいつと同じ方法で行動することで、女を作ることができるかもしれないという期待感がさらに高まってきました。