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 なぜだかは知らないけれど、未だによく分らないんだけど、男子校に進学してしまったんです。
これは、のちのち、本当に後悔することになっていきました。
男だけの世界の方が気楽な部分は確かにあるとは思うんですが、それでもやっぱり渇望と言うものが強くなってしまいます。
通学のときに制服を着た女たちを見るたびに、あんな子たちがいる学校に通うべきだったと後悔が押し寄せてきてしまったのです。
確かに気取る必要もない男だけの世界ではあるけれど、空気が薄汚れてしまっていると言う感が否めませんでした。
男だけの世界と言うのは、実に脂っこくて悪臭が漂うと言った表現が正しいかもしれません。
性処理をする相手を見つけられるわけもなく、楽しいデートをすることができる恋人を見つけられるわけでもなく、男同士でダラダラと遊んでいるだけでした。
だから、毎日のオナニーはとっても大切な性処理の時間だったのです。
インターネット上に上がっているエロい動画とか、エロい画像を見ながらチンコをしごく日々が続いていました。
俺も恋人作ってセックスがしたいなぁ、共学のやつらは楽しんでいるんだろうな、そんな想像ばかりしていたのでした。
学校帰りに仲良く制服の男女が歩いている姿なんか見ると、怒りすら湧いてきてしまうぐらいだったんです。
自分も共学に行けば良かった、本当に悔いいるばかりでした。
人生の選択を間違えた、高校生にして気が付いた状態でした。
結局、中学の時も恋人を作ることができなかったから、18年間と言うものはずっと彼女できない状態だったんです。
大学に入ったら少しは世界が変わるから、彼女ができるチャンスだってあるって思っていたんです。
しかし、俺が進学した先は理系。

ある程度は分かってはいたんだけど、理系には女が少ないと言う事。
それでもいくら何でも、ある程度はいるだろうと思っていたんですよね。
ところが、自分の学科はたったの10人しかいなかったのです。
これじゃ高校生の時となにが違うんだよ、素直にそう思ってしまいました。